ハワイをかんがえる アロハ・ラボ

09. ハワイ島学生日誌(5)

[9/9/2008] Posted by マヒナ研究員

Aloha kakou! みなさん、こんにちは!

日本は少しずつ秋の気配が感じられるようになっているのではないでしょうか?
こちら、ハワイ島のヒロは他の島よりも雨が多いですが、カラっと晴れた日がこのところ続いています。毎日学校まで片道3キロを自転車通学しているので、漁師のように黒々と日焼けをしてしまっています。

秋学期も2週目を終え、授業もいよいよ本格的な内容になってきました。

朝一番の授業はハワイ語の1年生のクラス。数年前に既にオアフのハワイ大学で1年生のハワイ語の単位は取得しているので、この授業は復習の意味で先生に頼んで聴講させてもらっています。この1年生のハワイ語のクラスの生徒数は28人。日本人は私を含め2人、残りはハワイアンの血が入ったローカルの人達です。年代は様々で、もちろん高校を卒業してすぐの新入生も多いですが、私を含め30代~50代の学生も数人います。

教室
教室の写真。左側に先生の机の上にパソコンがあり、先生の入力した文字が右の大きなスクリーンに表示されます。

2時限目のクラスは、2年生のハワイ語のクラス。こちらは18人の生徒が受講。うち日本人は4人、ネイティブ・アメリカンが1人。白人は1人。残りはハワイアンの血が入ったローカル。先生はケクヒ・カナカオレのバンドメンバーでもあります。ユーモアたっぷりな先生で笑いが絶えない楽しい授業です。生徒の中にもシンガーとして活躍する知った顔もいたりするのもハワイのおもしろいところです。

カレッジの学生の中には、働きながら大学に通い、仕事との折合いをつけながら単位を取っていく人も多くいます。カレッジを2年で終え、4年制大学にすぐに編入する人もいれば、6~7年かけて少しづつ単位を取っていく人もいます。妊婦の若い学生もいますし、ベビーカーに子供を乗せて授業に出てる人もいます。学びたい時が学び時。年齢に関係なく、自分のペースで単位を取得、卒業できるシステムになっています。

いつも待ち遠しい授業が、週に2回あるフラのクラス。今週は初のチャントを習いました。 習ったのは、ハワイ神話とハワイ植物学を教えるアンティ・ナラニが作ったチャントの「Mele Kahea」。

ハワイ語でメレは「歌」、カーヘアは「呼びかけ」という意味です。教室に入る時や、人の家にお邪魔する時に門の入り口で唱和します。このチャントが覚えられない場合は教室に入れません。先生が言うには、今でもハワイの古い慣習を続ける田舎の方では親戚の家を訪ねる時や、人の家にお邪魔する時はいきなりドアをノックせずに、このような呼びかけのチャントをするそうです。私も一度ハワイアンの友人のアンティ(おばさん)宅を訪ねた時に、何か呼びかけのチャントをするように言われたことがあります。

来週からはフラの練習用のスカート(パウ・スカート)を着用するということで、皆各自作ってくるようにと言われました。うちのカレッジのフラ・ハラウ(フラの学校)では生成りの無地の生地のパウスカートを着用します。なぜ無地かというと、一度フラの教室に入ったら、外の世界の雑多なことは忘れて気持ちを「無」にして学ぶためだそうです。腰ヒモもゴムを何本も入れるのではなく、綿の太いヒモを1本通すとてもシンプルなものです。

ナアレフの音楽フェスティバル

先週末にハワイ島の最南端のNa'alehu(ナアレフ)であった音楽のフェスティバルに行ってきました。
中央がうちのフラの授業の先生の奥様のケクヒ・カナカオレ。右の赤いシャツを着ているのがハワイ語の先生です。いつも冗談ばかりの先生もこの時ばかりは真面目な表情です。 このMalama Punalu'u (マーラマ・プナルウ)ミュージック・フェスティバルは入場無料で、エイミー・ハナイアリイイやマノアDNA、スラックキーギターの名手のレドワード・カラパナ、エディー・カマエなど様々なミュージシャンが野外の公園で演奏しました。売店もたくさん出ていたので、私の大好物のラウラウ(ティーの葉に豚肉を包み蒸したもの)とポイ(タロ芋を蒸してすりつぶしたもの)を食べながら演奏を楽しみました。

ミュージシャンの演奏以外にも、2007年のメリーモナークで総合優勝を果たしたHalau I Ka Wekiu (ハーラウ・イ・カ・ヴェ―キュウ)などの日本でお馴染みのハラウの踊りも見ることができました。

売店

たくさんの売店が並んでいます。食べ物の他に、ハワイアン雑貨の売店やロミロミ(ハワイアン・マッサージ)を体験できるブースもありました。ハワイアン・ハーブのブースでハワイで古代から使われてきた薬草についてクプナ達が(年配者)が説明してくれました。

「授業は教室の中だけではない」とうちのハワイ語の先生はよく言います。 こういうイベントで、ハワイの食や文化、音楽に触れられる環境にあるのは本当に嬉しいことです。

アロハラボとは?

  • アロハ・ラボは、ハワイにかかわる事、全てを研究対象とし、独自の切り口をもって、その事象を分析、研究、または深く考えることを目的とする。

アロハラボ研究員

  • マヒナ研究員
  • 【出身地】 横浜 / 【留学目的】フラ / 【趣味】アルゼンチンタンゴ / 自然と音楽をこよなく愛するアクティブ派。 5年前フラと出会い、ハワイと日本を行きしながらハワイ語と文化を学び始める。 この夏ハワイ島ヒロのカレッジのフラ専攻としての2年間の学生生活がスタート。 日本ではナレーターとして数多くのラジオ&TV CMを担当。 幼少をニューヨークで過ごした経験を生かし通訳としても活動。 とりわけ日英ハワイ語のクロスオーバーする通訳翻訳を得意をする。


  • 所長
  • 【出身地】 兵庫県西宮 / 【趣味】 トレッドミル / 幼少を兵庫県で過ごし、 TDLでホスピタリティーの真髄を学ぶ。ハワイのランドオペレーターとしてハワイ旅行業界に従事し、2007年より現職。ゆるいアロハスピリッツをアジア全土に確立するべく、日夜活動中。

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